仮想通貨に興味あるけど怖くて手が出せないんだよね
株式投資のイメージならわかるんだけど同じように考えていい?
注意しないといけないことはある?
仮想通貨って本もあまりないし理解しにくいよね。
今回は仮想通貨投資と株式投資の違いについて解説するよ
この記事で解決できる悩み
- 仮想通貨投資の特徴は?
- 仮想通貨投資と株式投資の違いは?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事を読めば、仮想通貨投資と株式投資の違いについて、理解が深まると思うよ。
仮想通貨を始めたいけど勇気が出ない人の背中を押せる内容になってます!
記事前半では仮想通貨投資と株式投資の違いについて、後半では、まとめとよく聞かれる質問に回答するから、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事を書いてる人
仮想通貨とは?
まずは仮想通貨について簡単にまとめておこう。
仮想通貨とは、わかりやすく言うと、「インターネット上で使用されるデジタルコイン」のこと 。
日本円やアメリカドルのような「法定通貨」のように物理的なお金(実際に手にする事ができるもの)ではなくて、仮想通貨はデジタルデータに価値をもたせたものです。
身近なもので言うと、ポイントや電子マネーが仮想通貨に近い存在です。
仮想通貨と株式の比較
仮想通貨投資と株式投資の違いはたくさんありますが、 この記事では仮想通貨投資を始めてみたい人にとって重要なものを8つ厳選して比較します。
仮想通貨投資と株式投資の比較
- 比較①:価格の変動
- 比較②:取引時間
- 比較③:利益の出し方
- 比較④:最低限必要な投資額
- 比較⑤:安全性
- 比較⑥:税金
- 比較⑦:詐欺プロジェクト
- 比較⑧:市場の大きさ
順番に見ていきましょう。
比較①:価格の変動
まずはじめにみなさんに覚えてほしい言葉があります。 「ボラティリティ」です。
価格の変動のことをボラティリティと言います。
価格の変動が大きい=ボラティリティが高いといいます。
仮想通貨は株式とくらべてボラティリティが高い投資商品です。 これはイメージ通りですよね?
仮想通貨は大きな利益を上げることができる可能性を秘めた投資ですが、 大きな損失をしてしまう可能性もある投資ということです。
仮想通貨投資は株式投資と比べて値動きが激しい投資商品です。
比較②:取引時間
株式市場の取引時間は知っていますか?
日本の東京証券取引所の取引時間は平日の9:00~11:30と12:30~15:00です。
米国株を買う人は日本時間の平日23:30~翌朝6:00となっています。
仮想通貨の取引時間はどうでしょうか?
なんと24時間365日です!
仮想通貨は世界中の投資家がトレードしているため、常に市場が開いています。
私たちが寝ている時間に大きなニュースが出ると一気に価格が動いていることもあります。
仮想通貨は24時間365日、いつでも取引可能です。
比較③:利益の出し方
投資の利益の出し方は大きく分けて2つあります。
キャピタルゲインとインカムゲインです。
キャピタルゲイン:
売買益。買ったときよりも売ったときのほうが価格が高ければその差額があなたの利益になります。
インカムゲイン:
これは株の配当金をイメージするとわかりやすいです。
株式会社は毎年の利益の一部を投資家(=株主)に還元する仕組みがあります。 株を持っているだけでお金が降ってくるわけです。
仮想通貨はキャピタルゲインで利益を得ることができます。
株式投資はキャピタルゲイン+インカムゲインで利益を得ることができます。
仮想通貨は値上がりしないと利益を得ることができません。(キャピタルゲインのみ)
比較④:最低限必要な投資額
ここでは多くの投資家が口座を持っているコインチェックとpaypay証券で比較します。
仮想通貨投資(ビットコイン) | コインチェック | 500円~ |
株式投資(個別株、ETF) | paypay証券 | 1000円~ |
以前は日本の株式は100株~、米国株は1株~しか購入できなかったため、数万円準備しないと株を購入できない状態でしたが、paypay証券などが単位未満株の取り扱いを始めたことで株式投資はかなり始めやすくなりました。
ここはあまり差がなくなってきましたね。仮想通貨投資も株式投資もお小遣い程度の金額から始めることができます。
比較⑤:安全性
株式の取引をする証券会社はセキュリティーが高く、セキュリティー面を心配して使う人は少ないでしょう。
しかし、仮想通貨の世界ではハッキング事件がよく起きています。
仮想通貨の保管方法
- 仮想通貨取引所で保管(コインチェック、バイナンスetc)
- メタマスクなどのweb上のウォレット(ホットウォレット)
- Ledgerなどのハードウェアウォレット(コールドウォレット)
①、②は常にインターネットにつながった状態なのでハッキングの可能性が常にあります。
仮想通貨を安全に保管するには③のハードウェアウォレットが一番安全です
ハードウェアウォレットとは、USBなどに接続しないと使えないウォレットです。
普段はインターネットに接続されていないためハッキングリスクは低くなります。
あとは複数の取引所やウォレットに分けて保管することも重要だよ。
少額のうちはいいかもしれないけど、資産が増えてきたら分散することも検討しよう!
比較⑥:税金
株式投資で得た利益は、譲渡所得に分類され分離課税です。
利益の20.315%が課税対象となります。
例えば100万円の利益が出た場合は、約20万円です。
一方、仮想通貨の利益は雑所得の対象となります。
雑所得は、給与所得に上乗せされるため、単純に年収が増えたのと同じ状況になります。 日本は累進課税制度(所得が多いほど税率が高くなる)ため、最大55%の税率がかかります。
仮想通貨を始める方の多くが長期目線での投資だと思います。
売らずに持っているだけであれば税金はかからないため、投資初心者の方にはあまり影響はないでしょう。
比較⑦:詐欺プロジェクト
株式市場で購入できる銘柄は、証券取引所に上場した銘柄のみです。
上場の際に審査されるため詐欺目的の銘柄はほとんどないでしょう。
しかし、仮想通貨は個人が自由に発行できるため、最初から詐欺目的のプロジェクトもたくさん存在します。
時価総額の大きいコインであれば比較的安心ですが、あまり名の知られていない銘柄に投資する際はしっかりとリサーチしてから投資しましょう。
仮想通貨の世界ではDYOR:Do Your Own Research が基本です。
「責任は取りませんので自分で調べてください」という意味です。
厳しいように聞こえますが、当たり前といえば当たり前ですね。
比較⑧:市場の大きさ
株式市場の時価総額は118.9兆ドル(2021年11月末)
仮想通貨市場の時価総額は1.8兆ドル(2022年4月末)
仮想通貨市場は株式市場と比べるとまだまだ小さいです。 今後この差はどんどん縮んで行くと思います。
市場全体の成長すると主要なコインは価格が上昇しやすいため、仮想通貨に投資するなら早く参加したほうがメリットを享受できると思います。
仮想通貨市場はまだ生まれたばかりの市場です。ここからの伸びしろは無限大。
ただし、まだ不安定な市場でもあるため価格の変動には注意しましょう。
比較まとめ
では、これまでの比較を簡単にまとめましょう
仮想通貨 | 株式 | 補足 | |
取引のしやすさ | ◎ | ◯ | 仮想通貨市場は24時間365日開いている |
安全性 | △ | ◯ | 仮想通貨はハッキングが多く、投資家保護の法整備もない |
リターンの大きさ | ◎ | ◯ | 仮想通貨は少ない資金で大きなリターンが期待できる(リスクも高い) |
税金 | ✕ | ◯ | 仮想通貨は雑所得で総合課税、株式は譲渡所得で分離課税 |
将来性 | ◎ | ◯ | 仮想通貨市場はまだ始まったばかり。伸びしろは大きい |
よくある質問
借金をすることはありますか?
基本的に借金をすることはありません。 しかし、ビットコインFXなどレバレッジを掛けたトレードや DeFi(分散型金融)サービスを使って仮想通貨を貸し借りしている方は借金を負うことがあります。 初心者にはあまり関係のない話です。
長期投資でおすすめはどちらですか?
投資する銘柄次第になるので結論は出ませんが、仮想通貨は株式投資よりもハイリスク・ハイリターンです。 心配であれば、どちらも持っていたほうが取りこぼしがなくていいと思います。
投資未経験でいきなり仮想通貨に投資するのはどう思いますか?
個人的な意見にはなりますが、 投資の入り口としてはNISAやiDeCoがおすすめです。 投資未経験の人が仮想通貨に投資したら値動きが激しくてびっくりすると思うので まずはNISAやiDeCoで投資信託の資産運用になれてからのほうがいいと思います。
まとめ
仮想通貨投資のイメージはつかめたでしょうか?
このサイトは仮想通貨初心者に向けた情報発信をしています。 仮想通貨投資に踏み出すあなたを全力で応援します。
質問があればTwitterやInstagramでDMしてください。